青森ねぶたの保存伝承の地として観光の拠点とするため、2004年(平成16年)6月に青森駅周辺整備基本構想が掲げられて、2009年(平成21年)3月に着工し、2011年(平成23年)1月5日にオープンしました。「ねぶたの家 ワ・ラッセ」という名称は公募により選ばれました。
街の発展を見届けてきたねぶた祭の歴史や魅力を余すことなく紹介し、ねぶたのすべてを1年を通じて体感することができます。
また、交流学習室、イベントホールなども備え、未来の青森ねぶた祭を担っていく子どもたちを育むために、「ねぶた囃子体験教室」や、青森ねぶたの保存・伝承を学んでいただくための「ワ・ラッセ工房の日」(毎週日曜日)等様々な市民活動の発表の場としても活用可能な施設です。
このワ・ラッセですが、「Forsythe and MacAllen」というカナダの建築家2人によってデザインされた建物で、提灯のようなイメージで建物内の灯りが隙間から洩れるように設計されています。外観は、厚さ9mmスチールのスクリーンで被われています。
手元のタッチ画面を使って、ねぶたの人形の顔を自由にかき込むことができます。
宙に浮かぶ金魚ねぶた。ちなみに天井から吊るされています。金魚ねぶたは「とことん青森2010 in 原宿表参道」のときのものです。
情報コーナーに設置されている端末では、ねぶたアーカイブ閲覧や「ねぶた検定(5級~1級)」を行うことができます。ねぶた検定には専用の磁気カードが必要で、現在の級や点数などの情報を記録します。検定に必要なカードは1階の受付で販売(1枚300円)されており、検定は1日2回まで挑戦できます。尚、カードに有効期限はありません。
◆ねぶたミュージアム・ねぶたホール入場料金
一 般 | 団体(10名以上) | |
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大 人 | 620円 | 550円 |
高校生 | 460円 | 410円 |
小・中高生 | 260円 | 230円 |
◆休館日 12月31日及び1月1日
ただし、保守点検等により休館する場合があります。
◆開館時間
名 称 | 5~8月 | 9~4月 |
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ねぶたミュージアム・ ねぶたホール |
AM9:00~PM7:00 | AM9:00~PM6:00 |
ショップ | AM9:00~PM7:30 | AM9:00~PM6:30 |
レストラン | AM11:00~PM8:00 | AM11:00~PM7:00 |