ウォーターフロント(Waterfront)とは、海・川・湖などに面する水際の地帯という意味になりますが、今日の用途では、過密化する都市の新たな開発区域としての港湾、臨海部を指して使われています。
日本において港湾部が注目されはじめたのは、神戸市の神戸ポートアイランド博覧会(1981年)とされており、都市景観整備という観点から、各地でウォーターフロント開発が展開されています。
青森駅北東に広がる地区で、観光施設を中心に構成されています。 かつて青函連絡船の引き込み線の用地として利用された場所を青函連絡船廃止前の1984年の青森県観光物産館アスパム着工を皮切りに開発を進め、現在のような形になりました。青森市の都市計画では青森駅周辺再開発において重要な位置を占めており、2010年の東北新幹線新青森駅延伸を機にA-FACTORY(商業施設)とねぶたの家 ワ・ラッセ(文化観光交流施設)がオープンしました。
また、青森ねぶた祭の最終日には、ねぶた海上運行と花火大会が青森港で行われるほか、イベントの開催や冬にはイルミネーションが灯されるなど、イベント会場として多く活用されています。
海沿いを歩き景観を楽しみながら、観光やお土産の購入もできるウォーターフロントは、見どころが盛りだくさん。青森市内をゆっくり散策する「あおもり街てく」では、ウォーターフロントを回るコースもあります。ボランティアガイドが無料で楽しくご案内しますので、ぜひご利用ください。
あおもり街てくの詳細はこちら
歌詞に登場するゆかりの地として歌碑が建立されました。津軽海峡の波をモチーフにした石板の前に立つとあの名曲が!
ちなみに竜飛岬にもデザインの違う歌謡碑が立っています。
青森全域から集めた農産物・加工品やお土産など、お買い物やお食事が楽しめます。青森特産のりんごで作るシードルの工房を併設しており、醸造工程を見学できます。
https://www.jre-abc.com/wp/afactory/
青函連絡船八甲田丸とアスパムをつなぐ洋上のプロムナード。ラブリッジという名称は、海を見つめながら愛を語るところからこの名前がつけられたとの説もあり?
(冬期閉鎖12/1〜4月中旬)
青函連絡船八甲田丸をそのまま利用した日本初の鉄道連絡線ミュージアム。昭和30年代の青森の風景などを、精巧なジオラマで再現した「青函ワールド」のほか、「操舵室」や「エンジンルーム」の見学や、青森港を一望できる「煙突展望台」があります。
「青森ねぶた祭」が一年中楽しめる施設です。実際に運行された5台のねぶたや、直接触ってねぶたの仕組みを知ることができる「タッチねぶた」など、ねぶたの魅力を存分に楽しめる体験・参加型の施設です。
http://www.nebuta.or.jp/warasse/
青森ベイブリッジは、青森港の貨物運搬の渋滞緩和を目的とし建てられ、青森市のシンボルの一つとなっています。夜景鑑賞スポットとしてもおすすめです。
青森市と函館市のツインシティ提携20周年を記念して制作されたモニュメントです。太宰治の小説「思ひ出」の中で、運命の赤い絲(いと)について語り合った挿話を基に、函館と青森のお互いの絆を深める記念碑として、両港にそれぞれ設置されています。
市民憩いの臨海公園で、陸奥湾が一望できる絶好のロケーション。海を眺める形でテラスやベンチが配置され、潮風に吹かれながらゆったりと水辺の散策ができます。夏にはねぶた祭の制作小屋が並び「ラッセランド」として賑わいます。
1876年、明治天皇が青森から「明治丸」に乗り込み、函館を経由して横浜に帰還されました。その日を記念し、「海の記念日」が1941年に制定。1996年、この記念日は国民の祝日「海の日」になりました。園内には天皇の訪れを記念した石碑や「海の記念日発祥の地」碑が建てられています。
「AOMORI」の「A」をモチーフにデザインされた観光施設。県内の特産品の展示・販売コーナーやレストランがあります。13階にある展望台は、青森市街、八甲田の山々、陸奥湾などの景色を360度眺望できます。
http://www.aomori-kanko.or.jp/
アスパムやベイブリッジ、そして八甲田連峰のイメージと合わせて造られたデザイン灯台です。
高さは12.4m、平成16年に完成しました。