5館連携プロジェクトとは
5館連携プロジェクトとは、青森県内にある5つの美術館、アートセンター
が連携し、青森のアートの魅力を国内外に発信するプロジェクトです。
県民及び観光客による県内の周遊を通して文化、経済、教育など幅広い分野での地域振興を目的としています。
青森県立美術館
多様性に富んだ芸術の魅力を世界に向けて発信する美術館として2006年に開館しました。
「アレコホール」とよばれる縦・横21m、高さ19mの大空間には、マルク・シャガールのバレエ「アレコ」の舞台背景画が常設展示されており、鑑賞者をシャガールの色彩の世界に誘います。
美術家の奈良美智、板画家の棟方志功、怪獣デザインの成田亨など、個性豊かな郷土作家の作品や、日本画や洋画、現代アートまで幅広い収蔵品を有しているほか、演劇・音楽など舞台芸術活動への取り組みを行い、豊かな芸術の魅力を発信しています。
青森公立大学国際芸術センター青森
青森市市制100周年記念事業として設立され、2001年に開館しました。
八甲田山麓のダイナミックな自然と特徴的な建築が生み出す環境を活かし、アーティスト・イン・レジデンス(滞在制作)、展覧会、教育普及を3つの柱として、現代芸術の多様なプログラムを発信するアートセンターです。
春から秋にかけては敷地内の森の散策や、20数点を数える野外彫刻の鑑賞もお楽しみいただけます。
弘前れんが倉庫美術館
明治・大正期に建設され、近代産業遺産として弘前の風景を形作ってきた吉野町煉瓦倉庫を改修し、2020年に開館しました。
美術館のシンボルである「シードル・ゴールド」の屋根は、光の角度によって刻々と移り変わります。
空間の魅力を最大限に生かした国内外の先進的なアートを紹介するとともに、弘前そして東北地域の歴史や文化と向き合う同時代の作品を展示し、収集します。
八戸市美術館
八戸市美術館は、1986年の開館より活動を続けてきましたが、現在の美術を受け止める場所が必要とされたことから、2021年、新しく生まれ変わりました。
「種を蒔き、人を育み、100年後の八戸を創造する美術館」をビジョンに掲げ、アートを通した学びを誘発し、人を育み、まちを創る取組を戦略的に展開する、「出会いと学びのアートファーム」としての新しい美術館を整備しています。
十和田市現代美術館
「アートを通した新しい体験を提供する開かれた美術館」として、2008年に開館しました。
十和田でしかみることができない38点の恒久設置作品が展示されている常設展は、草間彌生、奈良美智、ロン・ミュエクなど世界の第一線で活躍する33組のアーティストによるコミッションワークにより構成されています。
美術館の特徴は、個々の展示室を、「アートのための家」として独立させ、敷地内に建物を分散して配置し、それらをガラスの廊下でつなげていることです。
AOMORI GOKANについては、以下のリンクより公式サイトに進んでご確認下さい。
※AOMORI GOKAN 公式ページへ移動します